僕は小学生の頃から高校の間野球をやっていた。最近長男を叱ったりほめたりするたびに、高校球児だった頃の自分と監督さんの関係を思い出す事がある。今の自分に当てはめると、監督さんが僕で高校時代の僕が長男というキャスティングだ。
 当時、練習中にノックを受けていて緩慢なプレーでエラーをすると「グラウンドから出とけ」と無視され、本当にグランドを出ると全体練習がストップし、全員に集合がかけられる、「悔しくないんか?もう1球お願いしますって言えんのか?」と、こっぴどく何度も叱られた記憶がある、当時は心のロで(お前がグラウンドから出とけ言うたんやろが)と思っていたが、練習後やスランプの時とかに厳しい練習の意味を語ってくれる事も度々あった。今になって考えれぱ、うまい具合にアメとムチであるが(笑)。一方的に叱られて理由を知らなければ、監督さんを一生恨んだかも知れないし、落ちる所まで落ちた可能性だって無いとは言えない。とにかく、高校時代の3年間で精神的には強くなったと思う。
 今、知らず知らずの内に長男を突き放したり、誰にでも出来る事をしなかったりすると「もうせんでええけんの!お前|こは何も言わんけん好きにせいや!」と言ったりするが、本音は、高校時代の監督さん気取りの自分がいて、心の中で(自分なりの意見を何か言ってこいや)と思ったりしている。
 最近は長男もズル賢い頭脳がフル回転し、叱られた後に一人で考え込むようなフリ?をして、自分なりに悪かった所や今後こう考えて行動するというような言葉が出てくるようになった。現実味はないが…けれど以前にも書いたように、スネたりイジイジしたりする事は全くないので、その事を長男の長所と考えて精神的にも強い子に成長してほしいと思う。