私の本棚– category –
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2013夏号 「海賊 とよばれた男(上)(下)」百田尚樹 著 講談社 刊
2013年本屋大賞第一位を受賞したノンフィクションノーベルで、物語は出光石油を創業した人物の波乱万丈の一代記である。 作者が放送作家出身ということもあり、どういう書き方をすれば受けるかという読ませ方を心得てるという印象である。 ビジ... -
No.22 2011夏号 「老いの才覚」曽野 綾子(ベスト新書)
帯紙に「年の取り方を知らない老人が急増してきた」という宣伝文句に惹かれて読んでみた。 昔の老人には老いる才覚があった。才覚とは今までに得た人生の知識経験等を駆使して、最良の答えを出す事。それが老人の才覚である。 どうして才覚のない老人が... -
No.21 2011春号 「くじけないで」(飛鳥新社)
本書の帯紙の「99歳の詩人 心を救う言葉 白寿の処女詩集」という謳い文句に引かれて読んでみたそして驚いた。うらやましいとも思った。 90歳を超えてなお、これ程までのみずみずしい感性を持ち得ていることを!! 本の最後に「人生、いつだって... -
No.19 2010秋号 「知らないと恥をかく世界の大問題」池上 彰(角川SSC新書)
本書は、テレビ等のニュース解説でおなじみの著者が、日々報道される世界政治・経済のニュースの陰にどういう事情、経緯等があるのかを分りやすく解説している一冊である。 日々報道されるニュース一本見てもその陰にかくれている事情を知っているのと知ら... -
No.19 2010秋号 「天地明察」沖方 丁(角川書房)
本書は全国書店員が選んだ“いちばん売りたい本”として2010年本屋大賞に選ばれた時代小説である。 合戦もチャンバラ劇もない。あるのは「日本独自の暦」をつくることに情熱を傾けた碁打ちにして数学者の物語である。 日本には昔、和算と呼ばれる日... -
No.18 2010夏号 寺島実朗「世界を知る力」
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No.17 2010春号 司馬遼太郎「明治」という国家
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No.16 2010冬号 中谷厳「資本主義はなぜ自壊したのか」
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No.15 2009秋号 司馬遼太郎「街道を行く 14 南伊予・西土佐の道」
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No.14 2009夏号 司馬遼太郎「夏草の賦」