浄化槽の仕組み

浄化槽の流れ

jyokasou_nagare

性能を維持するための正しい使い方

・送風機が停止すると、槽内の微生物が死に、汚水が浄化されずに悪臭を放ちます。電源は絶対に切らないでください。
J01
・マンホールや送風機の上には重量物を置かないでください。とくに、可燃物や危険物は遠ざけてください。また、ふたは常にきちんと閉め、小さなお子様には気をつけてください。
J02
・トイレットペーパーは水に溶けやすいものを適量で使い、紙おむつや衛生用品、たばこなどの異物は絶対に流さないでください。詰まりや浄化能力低下の原因になります。
J03
・台所の調理くずや油などはできるだけ回収し、流さないようにしてください。また食器洗いなどに使用する洗剤は多く使いすぎないようにしてください。詰まりや浄化能力低下の原因になります。
J04
・便器や風呂場の清掃には、塩酸・殺虫剤・防臭剤などの強い薬品の使用は避けてください。微生物が死滅し、汚物が浄化されなくなります。
J05
・洗濯の際、洗剤の使用量はメーカーの指示量を守り、多すぎないように注意してください。リンを含む洗剤はできるかぎり使用しないでください。また、漂白剤を多量に使用しますと、微生物が死滅し、浄化機能が損なわれます。
J06

浄化槽は「生き物」です

浄化槽は、微生物の働きを利用して汚水を浄化する装置で、正しい使い方と適正な維持管理(保守点検、清掃、法定検査)が重要です。

浄 化 槽 の ご 使 用 の 流 れ

設置手続き

建物の大きさ、配管の場所、放流先等の図面と各種申請書類を提出し事前審査を受けます

設置工事

申請が受理されたら、浄化槽の設置工事をはじめます

使用開始前点検

登録された業者に委託し、使い始める直前に保守点検を行います

使用開始

浄化槽を使用開始した日から30日以内に「浄化槽使用開始報告書」を提出してください

設置後の検査(7条検査)

適正な工事がされており、汚水が正常に処理されているか水質検査を行います

定期的に実施する3つの義務

保守点検

浄化槽の機能を維持するために、機器類の調整や消毒薬の補充等を実施します

清掃

年に1回以上、浄化槽の汚泥を取り除いて掃除をします

法定検査(H条検査)

年に1回水質に関する検査を行い、浄化槽の放流水が基準に適合しているか等確認します

管理者の変更

浄化槽の管理者(使用者等)の名前が変更した場合は、「浄化槽管理者変更報告書」を提出してください

浄化槽の廃止

下水道へ接続等で浄化槽の使用を廃止した場合は「浄化槽使用廃止届出書」を提出してください

コメント

コメントする